技術者単価も14年連続増 全職種平均4.3%上昇

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 国土交通省は、3月1日から直轄事業の業務委託に適用する「設計業務委託等技術者単価」を決定した。新単価は、全職種(職階)の単純平均で前年度比4・3%増となり、全職種(職階)単純平均で5万1715円と初めて5万円を超えた。2013年度から14年連続の引き上げとなる。職種別で最も伸び率が高かったのは、航空・船舶関係業務の7・0%増だった。  直轄の業務委託の受注実績がある企業を地域・企業規模の分布も踏まえて抽出し、技術者の給与実態を調査。所定内労働時間8時間当たりの基本給与相当額・諸手当(役職、資格、通勤、住宅、家族など)・賞与相当額・事業主負担額(退職金積み立て、社会保険料など)で構成する技術者単価を算出した。  3月から適用する新単価は、単価が上昇基調に入った12年度と比べ、65・5%増加。単価の公表を開始した1997年度と比べても、32・5%上回っており、19年度以降、8年連続で過去最高を更新している。ただ、前年度の伸び率と比べ1・4ポイント低下している。  職種別の単価を職階平均で見ると、設計業務は4・2%増の6万2157円となり、初めて6万円を超えた。前年度に最も伸び率が高かった測量業務は2・2%増の4万4460円と伸び率が鈍化。航空・船舶関係業務は7・0%増の4万7580円、地質調査業務は3・8%増の4万6333円だった。  職階別で最も伸び率が高かったのは、航空・船舶関係業務の操縦士の10・1%増。同じ航空・船舶関係業務の測量船操縦士の9・7%増が次いで伸び率が高かった。