26年度に概略設計 中央道のスマートIC設置 都

東京
 東京都都市整備局は中央自動車道にスマートインターチェンジ(IC)を設置するため2026年度に概略設計などをスタートさせる。都が今後整備する「多摩地域の新たな広域防災拠点」(広域防災拠点、立川市)へのアクセス性を高めるのが狙い。26年度当初予算案に3000万円を計上した。  都市整備局は25年3月に策定した「多摩のまちづくり戦略」で、広域防災拠点へのアクセスルートとなる道路などの事業推進を掲げた。取り組みの一つが中央道へのアクセス性の向上。具体的には中央道の国立府中ICと八王子ICの間でスマートICの設置を検討するとしていた。  26年度予算で初めて事業費を確保し、現況調査や概略設計、事業効果の検証を行って設置場所などを整理する。  他の道路事業にはJR南武線と立体交差する立川東大和線(立川3・3・30号線など)の整備や、JR青梅線との立体交差や多摩川を渡る「(仮称)富士見四ツ谷橋」の架設を含む中央南北線(立川3・1・34号線)と日野3・4・17号線の事業化の検討などがある。  広域防災拠点は立川地域防災センター(立川市緑町3233ノ1)と多摩広域防災倉庫(立川市緑町3256ノ5)を再編して建設する。1月に策定した基本計画によると、施設規模は地下1階地上4階建て延べ床面積約5万平方㍍。26~28年度に基本・実施設計を行って、29~33年度に工事を進める予定だ。設計や建設などの事業費を約455億円と見積もっている。  周辺には陸上自衛隊立川駐屯地や立川防災合同庁舎の他、東京消防庁や警視庁などの施設が立地。これらをまとめて立川広域防災基地とし、南関東地域に大規模な災害が起きた際は人員・物資の緊急輸送の中継・集積拠点になって災害応急対策活動の中枢を担う。