三菱商事都市開発 麻生区の賃貸オフィス着工
神奈川
完成イメージ。製造業・研究開発企業の入居を想定する
【川崎】三菱商事都市開発(東京都千代田区有楽町1ノ5ノ2)は、川崎市麻生区で新築する賃貸オフィス「innoba(イノーバ)川崎」の工事に着手した。「イノーバ」は製造業・研究開発企業向けのマルチテナント型施設で、今回が2棟目、神奈川県内では初物件となる。設計・施工は青木あすなろ建設(東京都港区)が担当し、2027年秋の完成を目指す。
規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約1万3200平方㍍。区画面積は70~230平方㍍として、さまざまな需要に対応する。専有部はレイアウトの自由度が高いスケルトン天井を採用。区画ごとに個別空調や個別給排水ルートにも対応可能とする。
製造業・研究開発企業の入居を想定し、重量物の移動や設置に対応できるように1階の床荷重は倉庫並みの1平方㍍当たり1・5㌧に設定。搬入エレベーターは幅2・8㍍、奥行き4㍍、高さ2・7㍍の規模で、積載荷重4㌧を確保する。
この他、会議室を各階に設けるとともに、ワークスペース兼休憩室、多目的ホール、テレフォンブースといった共用施設を設置する。屋外には危険物倉庫を備える。
建設地は川崎市麻生区南黒川12ノ1他の敷地6562平方㍍。小田急多摩線の黒川駅から約200㍍、中央道の稲城インターチェンジから約5・9㌔の場所に位置し、川崎市が情報・電子産業の研究開発拠点を積極的に誘致する「マイコンシティ」内にある。
「イノーバ」シリーズの第2弾物件となり、23年に完成した第1弾の「innoba大田」(東京都大田区)に比べ約3倍の面積となる。入居企業同士の交流を促進するとともに、神奈川県や川崎市の補助金情報を提供し、テナントの事業拡大を支援する考え。
