愛知県 愛津大橋のルート確定へ あま愛西線・都計原案可決

中部

計画ルート図(都計審資料の総括図を一部加工)    

 木曽川・長良川を渡る新橋梁となる「(仮称)愛津大橋」を含めた都計道・甚目寺佐織線(津島市・愛西市)の延伸と同都計道の名称を「あま愛西線」に変更する県決定の都市計画変更案が、第3回愛知県都市計画審議会(2月6日、以下・都計審)に諮られ、原案通り可決された。知事への答申を経て、2025年度中に都市計画決定の告示・縦覧により手続きを終える見込みだ。岐阜県側でも、海津市が市決定の都計道・(仮称)安江日原線の都市計画決定の手続きを同様に進めており、愛知県と岐阜県を結ぶ東西軸となる幹線道路計画のルートが本年度、確定することになる。  対象の都計道・甚目寺佐織線は、都計審の第5号議案の「名古屋都市計画道路の変更」の1路線として諮られた。現行の起点となる町方新田交差点(愛西市町方町十二城)を、西側の木曽川右岸の県境位置(愛西市塩田町大森)に変更し、延長約4150㍍を延伸する。変更により、総延長は現行の約1万1880㍍から約1万6030㍍になる。併せて現行一部区間の区域変更、幹線街路との平面交差箇所数の変更などを行い、変更後の2車線区間(都計道・津島南濃線交差部から西側)の延長を約3310㍍、4車線区間(都計道・津島南濃線交差部から東側)の延長を約1万2720㍍とした。その他、関連する都計道・津島南濃線、都計道・名古屋第3環状線の2路線の区域変更などを行う。  都計道・あま愛西線として計画する(仮称)愛津大橋については、周辺道路の交通渋滞緩和、地域の活発な経済・文化の交流連携促進、災害時の道路ネットワークの強化としての必要性から愛知・岐阜県境に接する地元市町が1995年に木曽川・長良川新架橋促進協議会を発足(現在、4市3町で構成)し、県などへの要望活動を行っていた。  建設地は、愛西市塩田町大森と岐阜県海津市海津町日原を結ぶ区間で、2河川の河川幅約1200㍍を渡る橋梁として計画、橋梁部は2車線(片側歩道)、幅員14㍍とした。  都計道・あま愛西線の計画に当たっては、愛知県が対象区間の道路概略検討に18年度に着手、以後24年度までに道路・橋梁予備設計、地質調査、環境調査、河川水理検討業務を実施した。また、橋梁位置について、24年度に河川管理者の国土交通省と協議し、同年6月に回答が得られ決定し、25年度に都市計画変更の手続きに着手、26年2月の都計審で原案が可決された。  今後、道路・橋梁設計、用地取得等の調査、取得、工事発注の手順で進める。事業全体の概要や事業期間などは未定。