岐阜県26年度当初予算案 投資的経費は5・3%減
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岐阜県は、2026年度当初予算案を公表した。投資的経費は前年度肉付け後の予算と比べて74億2409万円減、率にして5・3%減となる1335億2099万円。減額の主な要因は、県立高校の校舎改築工事の完了や、病院再編整備への補助の修了などとなっている。
投資的経費をさらに詳しく見ると、普通建設事業費は25年度6月補正後の1345億6545万円から、79億7940万円減、率にして5・9%減の1265億8605万円。災害復旧事業費は、同時期の63億7963万円から5億5531万円増、率にして8・7%増の69億3494万円となっている。
主な建設関連事業を見ると、県土整備部は、流域治水の推進として河川改修(大谷川、杭瀬川他)に108億5791万円、土砂災害対策に35億5928万円を充てる他、境川(岐阜市他)の特定都市河川の指定に合わせ、新規で「流域水害対策計画」の策定に3000万円を盛り込んだ。
道路関連では、中部縦貫自動車道高山清見道路などの幹線道路整備に282億6062万円、緊急輸送道路などの整備(国道303号西横山バイパス他)に288億0670万円東海環状自動車道西回り区間・ICアクセス道路(国道256号高富バイパス他)の整備に85億4547万を計上。また、道路・河川・砂防施設の計画的な維持管理の推進(国道248号、岩村ダム、今須川他)に178億0629万円、暮らしの安全・安心につながるダム建設事業の推進(新丸山ダム、内ケ谷ダム)には35億5826万円を充てる。
都市建築部は、名鉄高架化事業に17億6257万円、街路事業(犬山東町線バイパス他)に12億4744万円、県営都市公園の安全・長寿命化対策(養老公園他)に9億円を計上。上下水道関連では、県営水道の強靱化対策(大容量送水管整備事業他)に22億9471万円、木曽川右岸流域下水道の強靱化対策(設備更新や管路更新詳細設計他)に8億9700万円を盛り込んだ。
その他の部局の事業では、林政部が激甚化する災害に備えた山地防災力の維持・強化に48億7190万円、教育委員会が魅力ある学校づくりの推進(学校施設の改修他)に52億2289万円、警察本部が多治見・大垣警察署庁舎・交番・駐在所の改築に19億2847万円を充てた。
26年度当初予算案の総額は1兆3840億3562万円となり、前年度6月補正後の予算と比べて3・8%増となった。一般会計は、同比3・5%増の9568億8000万円で、過去最大の予算規模となった。
