鷺の杜小の専用歩道橋 近く予備設計
東京
歩道橋の設置場所(右側から線路 をまたぎ左側に設営する)
中野区は、鷺の杜小学校の児童が使う「通学専用横断歩道橋」の整備スケジュールを見直す。搬入路として予定していた道路の耐荷重に制約があることが分かったためで、供用開始を当初の2028年度から29年度以降に後ろ倒しする。近く予備設計を委託して早期の工事着手に備える。
西武新宿線鷺ノ宮駅近くの区立鷺の杜小は、旧鷺宮小学校と旧西中野小学校の統合新校として2年前の4月に開校した。鷺ノ宮駅は地上駅で立体交差化されていないため、駅の南側に住所がある児童は登下校時に踏切を渡る必要があり、安全な通学環境の確保が課題となっている。
区はこうした課題の解消に向け、鉄道の線路をまたいでグラウンドに接続する通学専用横断歩道橋の設置を決め、概略設計をパシフィックコンサルタンツ(千代田区)に委託した。この時点では、120㌧つりクレーンによる歩道橋の一括架設を想定していたが、搬入路の耐荷重に制約があることが判明。重機の搬入路や施工方法の検討、概算工事費の算出や工事工程など、詳細設計に必要な前提条件を明らかにするための予備設計を行うことにし、25年度の補正予算で債務負担行為として3214万円の限度額を追加設定した。
新設する歩道橋は、鉄道の架線をまたぐ必要から高さ10㍍以上になるものと見られるが、構造や工法は予備設計の内容を踏まえて決めることになるという。場合によっては一括架設でなく分割して設営する方法も模索する。
