最大級の木造オフィス建設現場 金子国交相が視察
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金子恭之国土交通相は2月19日、三井不動産が東京都内で建設を進める国内最大の木造賃貸オフィスビル「日本橋本町一丁目3番計画」(仮称)の現場を視察した=写真。金子国交相は、CO2排出量削減に向けた取り組み状況を見て「こうした先進事例を参考に、建築物のライフサイクルカーボン評価制度の構築に取り組みたい」と発言。2028年度の新制度開始へ意気込みを語った。
オフィスビルの計画規模は、木造・鉄骨造地下1階地上18階建て延べ2万7452平方㍍。最高高さは84㍍で、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルとなる。一般的な鉄骨造のオフィスビルと比べて施工時のCO2排出量を約30%削減することを見込む。施工段階からのCO2排出量の把握にも取り組む。
国交省は、建築物の資材製造から解体までにわたるライフサイクル全体のCO2排出量を算定・評価する新制度の具体化に向けた作業を進めている。金子国交相は、「建築主や設計・施工者に、脱炭素化を進めるメリットがなければならない」とし、「しっかりとした制度設計に尽力したい」と語った。
オフィスビルの施工は竹中工務店が担当。27年1月の完成を目指している。建設地は東京都中央区日本橋本町1ノ3。
