静岡土木が建福連携推進 麻機遊水地堤防除草を就労支援事業所に

静岡

刈り取られた雑草を集める通所者ら

 静岡県静岡土木事務所は、建設分野で障害のある人の就労や活躍を応援する「建福連携」の取り組みを進めており、堤防除草業務の一部を障害のある人の就労を支援する認定NPO法人に委託することで、就労支援に協力している。  2月17~19日には、認定特定非営利活動法人オールしずおかベストコミュニティの呼び掛けに応じた就労支援施設の職員と通所者が麻機遊水地第3工区の堤防除草作業を行った=写真。  除草作業を担当したのは、静岡市清水区の就労継続支援B型事業所「nanairo」の職員と通所者13人。対象面積は約3000平方㍍。職員がリモコン式草刈り機などで除草した堤防の雑草を通所者が集めた。作業中は防護ネットを使い、道路に石などが飛散しないように安全対策も講じた。  作業を行った通所者は、「自分たちの手で堤防がきれいになっていく様子にやりがいを感じる。今後も地域に貢献していきたい」と話していた。  同事業所は2025年12月から麻機遊水地の除草作業を行っており、実施済みの第2工区立石地区・第4工区と合わせて約1万7000平方㍍の範囲を担当している。  静岡土木事務所は25年10月に特定随意契約制度を活用して麻機遊水地の堤防除草業務を試験発注し、認定特定非営利活動法人オールしずおかベストコミュニティと契約した。