基本設計はオリコン 内貿ユニットロードふ頭の新設 都
東京
東京都港湾局は内貿ユニットロードふ頭の新設に向けた基本設計をオリエンタルコンサルタンツ(渋谷区)に委託した。中央防波堤内側埋立地の第2航路に面して整備する水深9㍍、延長500㍍のX6バースとX7バースの構造を決める。2026~27年度の2カ年で実施設計を完了させて、工事を発注する予定だ。
内貿ユニットロードふ頭(江東区海の森3丁目地内・地先)は内貿貨物の増加などに対応するため設ける。東京港第9次改訂港湾計画(23年12月)に掲げる「既存埠頭の再編整備」の一環だ。
24~25年度にパシフィックコンサルタンツ(千代田区)で基本検討を進めた。その際は既存の鋼矢板護岸(控え直杭式、控え鋼矢板式)の前面を埋め立てて幅50㍍の護岸を築造し、さらにその前面に桟橋式で幅30㍍の 耐震強化岸壁を築造することを想定。また、背後施設は奥行き120㍍を予定していた。
ただ、基本検討の結果、埋め立てと桟橋の複数断面は工期と費用の面から実現が難しいと判断。このため今回の基本設計では単一断面にする与条件の下、レベル1・2地震動の構造計算に基づき、構造形式を護岸か桟橋かのどちらかに決めるとともに、工期と概算工事費を算定する。
基本設計委託の希望制指名競争入札を2月19日に開札。指名業者10社のうち辞退の4社を除く6社が応札した中で、5社が最低制限価格と同額の9373万円で並んだことから、くじ引きによりオリエンタルコンサルタンツを落札者に決めた。税抜き予定価格は1億1680万円、落札率は80・2%だった。27年3月30日までに成果をまとめてもらう。
