明日の星 三光エンジニアリング(江戸川区) 土居穂乃香(どい・ほのか)さん
東京
土居穂乃香さん
1984年の創業以来、あらゆる建築物の管工事を手掛ける三光エンジニアリング(江戸川区)。兵庫県出身の土居穂乃香さんは関西の大学を卒業後、一度は他業職に就職したが、「人と深く関わる仕事がしたい」という思いが強くなり、同社で派遣社員として働き始めたのが約3年前。その後、正社員登用された。転職の経緯や現在の業務、今後の目標について聞いた。
―建設業界に入ったきっかけを教えてほしい
「大学は国際関係学部に在籍し英語を専攻した。学んだ語学を生かし、航空関係やサービス業の仕事に就くことに憧れていた。しかし、コロナ禍の影響もあってうまくいかず。卒業後、太陽光発電の営業職に就くも、人間関係の希薄さ、孤独感などもあり、人と人が力を合わせて働けるような職場環境への欲求が漠然と芽生えた。それから、多くの人の意見を聞いた。未経験でも受け入れられて、今後も需要が高く、体を動かすことでやりがいを感じられる―。そうした要望をかなえられる仕事が建設業だった」
―現在はどんな業務に取り組んでいるのか
「施工管理の業務が中心で工事状況の確認や作業スケジュールの調整など多忙な日々。工事状況をしっかりと把握し、進捗状況を管理する作業に最も注意を払っている」
―実際に建設現場で働いた感想は
「現場の仕事は体力をつかう。それでも、学生時代にテニスやバドミントンなどのスポーツに熱中した経験が役立っている。職人の皆さんと日々の交流を通じて、どれほどコミュニケーションが重要かを思い知らされるし、現場こそが求めていた仕事だと実感している」
―職場の環境をどう感じているか
「現場は誰もが無口でピリピリムードだと思っていた。実際は事故防止のための声掛けが飛び交い、活気がある。重要な仕事は丁寧にマンツーマンで指導してくれる。感謝しかない」
―今後の目標は
「今は管工事施工管理技士2級の資格取得。現場で働き、改めて仕事とは人と人の深いつながりがあってこそだと痛感している。将来的には『土居の現場には人も物も集まる』と言われるようになりたい」
