新県民体育館に大ホール機能集約 3月末までに意向調査実施

四国

ぢばさんセンター大ホール等あり方検討会の様子

 高知県産業振興センターは、老朽化が進む高知ぢばさんセンターの将来のあり方を考える「第4回ぢばさんセンター大ホール等あり方検討会」を開いた=写真。高知県が整備を検討している新県民体育館に大ホールの機能を集約できるという整備案を受けて、2025年度内に大ホールを使用する事業者に意向調査を実施する。  会では、前回の会合での意見を受けて、大ホールの大規模修繕や新県民体育館に集約した場合によるメリット、デメリットを説明。大規模修繕については、「高速のインターチェンジに近く、県内外から車で利用がしやすい」、「駐車場を含め搬入出時の導線を確保できる」などメリットがある一方、「公共交通の便が悪く、車が利用できない学生などは利用しにくい」、「県などの助成がないと修繕費用を自主財源で賄えない」などのデメリットが示された。  集約化については、「交通の便がよく、車を利用できない人の利便性が向上する」などの意見が出た一方、「大型イベントの場合、準備期間も含め周辺道路の混雑が想定される」、「臨時駐車場となる旧高知南中高のグラウンドからピストン輸送する場合、主催者が費用を負担することになる」などの考えが示された。  委員からは、「事業者が求めるものを最優先に確認を進め、方向性を検討したい」との意見があり、これらを踏まえ、新県民体育館を利用する可能性について、22年度以降に大ホールを利用した事業者(約20社)に対面で意向調査を行う。3月下旬に予定する次回の会合で、利用意向の調査結果を示し、施設の今後のあり方の方向性について協議する。