北島町 新学校給食センター計画地を1㍍盛り土して整備に変更

四国

現北島町学校給食センター

【北島】北島町は、移転新築を計画している学校給食センターについて、南海トラフ巨大地震の津波被害を想定し、1階をピロティ(吹き抜け構造)としていたが、2025年9月に県が公表した「徳島県津波浸水想定」を鑑み、現在の計画地を1㍍盛り土して施設を整備する方針に変更した。施設構造の変化や駐車場スペース減などの計画変更に伴い事業費が約5億円減少し、約33億円となる。  町は、25年9月に県が公表した「徳島県津波浸水想定」で町内の浸水する場所が大幅に縮小されたため、3㍍程度の浸水に備えて準備してきた移転計画の見直しに着手し、計画地の変更や設計変更などを検討していた。検討の結果、現計画地の浸水深が道路面から1㍍以内となったため、浸水のない新たな場所を探すのではなく、現計画地を1㍍盛り土して整備することにした。  新センターは敷地面積が約5220平方㍍で、鉄骨造2階建て延べ約3200平方㍍。1階に調理室や下処理室、洗浄室、プラットホームなどの3000食の配食を行う調理部門を備え、2階には事務室や見学施設、研修施設などの事務共用スペースを設ける。太陽光発電設備や備蓄倉庫などを備え、災害時には緊急避難所として活用する。ピロティに入る予定だった駐車スペースが無くなるため、駐車台数は51台から35台に減少する。  基本設計は平島弘之プラスチーム二十八(徳島市)が担当した。26年度は実施設計にかかり、27年度6月に着工、工期は15カ月を見込んでいる。稼働開始時期は28年度から29年度に延期する見通し。