26年度から調査・設計 29~30年度で工事 羽村取水堰の投渡堰耐震化 都
東京
東京都水道局は羽村取水堰の投渡堰(なげわたしぜき)を耐震化するため、2026~28年度に調査・設計を、29~30年度に工事を行う方針だ。25年度に実施した耐震診断の結果を踏まえて進めていく。26~35年度を計画期間とする東京水道施設整備マスタープランの案でスケジュールを示した。
羽村取水堰(羽村市羽東3ノ8ノ32地先)は多摩川の水を江戸市中に供給する玉川上水の取水口として1654年に設置。現在の施設は1911年にコンクリート造に改築したもので、多摩川の右岸に固定堰、左岸に投渡堰がある。
このうち耐震化する投渡堰は延長約40㍍、高さ約5㍍。角石張りの無筋コンクリート製堰柱4基の上部に作業橋を架けている。
改築後100年程度が経過する中で、2016年度 に耐震診断を実施して補強方法をまとめた。しかし、令和元年東日本台風によって固定堰などが被災したため復旧を優先し、26年度に完了する見込みが立った。
また、前回の耐震診断以降に水道施設の耐震工法に関する指針が改定されたことから、25年度に建設技術研究所(中央区)で改めて耐震診断を実施していた。
