北北建の2024年度工事成績評定まとめ 平均72点で優良11件

東京
 東京都北多摩北部建設事務所が2024年度に通知した工事成績評定結果は62件だった(本紙調べ)。このうち総評定点75点以上の優良は11件(優良率17・7%)。不良(60点未満)はなかった。平均点は72点。平均点を上回った案件は25件で、全体の40%を占めた。  最高点は78点で、成友興業が担当した「街路築造工事及び補償代行工事(3北北―東村山3・4・15の2[清瀬橋])」、今村組の「柳瀬川整備工事(その25)」、協立舗道の「路面補修工事(5北北の15)」の3件。3件は25年度優良工事等局長表彰に選ばれており、協立舗道は同案件でHTTゼロエミッション優良取組工事も受賞している。  項目別に見ると、全案件で評価される基本評価項目「基本的な技術力と成果の評価」8項目のうち、平均点超えが最も多かったのは工程管理(配点10点)。平均点は7・77点で、平均点超えは48件(割合77%)となった。  この他の項目の平均点(平均点超えの件数、割合)は、安全衛生管理(10点)が7・59点(42件、68%)、配置技術者(5点)が4・15点(36件、58%)、品質管理(15点)が10・97点(36件、58%)、出来栄え(30点)が22・06点(36件、58%)、施工管理(15点)が10・96点(30件、48%)、対外調整(5点)が3・91点(18件、29%)、施工体制全般(5点)が3・9点(14件、23%)。  同事務所は総評として、「おおむね70点以上の高得点となっており、総合評価方式の採用と希望制指名競争入札における選定の効果があったものと考えている。評価項目別平均点もおおむね7割以上となっているが、施工管理や品質管理の平均点が比較的低いため、今後この点についても向上を図っていくべきだと考える」と説明。また受注者に対しては「得点が低い傾向の分野について伸ばしてもらいたい」と求めた。  優良11件の案件は、基本評価項目で平均点超えが多いことに加え、加点項目に位置付けられる「技術力の発揮(2点)」「創意工夫と熱意(2点)」「社会的貢献(1点)」のいずれかでも加点されている点が共通していた。全体では、加点項目で点数を得た案件は35件(56%)で、27件は加点がなかった。  加点項目で評価された具体例について担当者に尋ねたところ、ICT活用、HTTゼロエミッションアドバンス、女性活躍モデル、建設業の魅力発信モデル工事、地域住民への対応(広報、要望対応)などを挙げた。  基本評価項目(8項目)のうち満点となった項目は配置技術者の2件のみ。該当案件はいずれも電気工事で、宇都宮電気商会の「街灯維持工事(6東村山工区その2)単価契約」と光栄電機の「街灯維持工事(6小平工区東)単価契約」。同事務所はこの結果について、「各案件について東京都工事成績評定要綱に基づき採点し、評価対象項目で優良と判断した結果」と説明し、具体的な評価内容には触れなかった。

ニュース関連資料のダウンロード