横須賀市 うわまち病院跡地活用 27年度事業者公募へ 既存建物21棟は市が解体

神奈川

うわまち病院跡地活用 大学エリアと民間エリア

 横須賀市は、うわまち病院の跡地活用に向け、「既存南館を看護系大学にリニューアルする設計・施工」と「民間エリアの取得・開発」を一括して実施する事業者を2027年度上期に公募する計画だ。26年度は、公募のための要求水準書や発注資料の作成業務のプロポーザルを夏ごろに公告する。また、利活用エリア内の既存建物21棟の解体工事の簡易な発注方法などについて検討する。  うわまち病院の敷地面積は3万9428平方㍍。跡地活用エリアは、敷地北側が民間エリア(平地が西側約2800平方㍍、東側約6800平方㍍)、敷地北側が大学エリア(平地が西側約4000平方㍍、東側約4700平方㍍)となっている。  27年度のプロポーザルでは民間エリアの活用方法や跡地活用エリア内にあるレッドゾーンとなっている斜面地の整備方法、看護系大学のリニューアル方法などの提案を求める。  スケジュールとしては、27年度に既存建物21棟の解体工事を一括で発注し、2年程度で解体を完了する。28~29年度に斜面地の造成など基盤整備工事を事業者が行う。  30~31年度で、既存南館(規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ6987平方㍍)のリニューアル工事を実施し、看護系大学として整備する。定員は看護学科4学年で320人の予定。市立大学を設立し、公立大学法人が運営を担う予定。また、民間施設の新設工事を進め、32年度の大学開学と民間施設の同時オープンを目指す。民間施設については、大規模商業施設の開発が規制で制限されるため、共同住宅や戸建て住宅、高齢者住居、介護施設などの建設が候補となってきそうだ。  市は26年度の事業費として3778万2000円を計上。26~29年度の事業費として32億8000万円を見込んでいる。  うわまち病院跡地の所在地は上町2ノ36。