高知県渋滞対策協議会 河ノ瀬交差点でのモニタリング継続

四国

高知県渋滞対策協議会

 国土交通省四国地方整備局、高知県の道路管理者や学識経験者などで構成する高知県渋滞対策協議会(議長・藤木裕二土佐国道事務所長)は、第36回協議会を開き、主要渋滞箇所の特定解除の検討結果や渋滞状況の検証などを報告した=写真。高知市の河ノ瀬交差点でのモニタリングを継続する他、渋滞対策によるCO2削減のための目標値などを確認した。  会では、高知県内50カ所の主要渋滞箇所の現状を確認した他、河ノ瀬交差点での実態調査の結果を検証。全方向で渋滞長が観測され、3方向において通過時間が5分以上であることから軽微な渋滞ではないと判断し、モニタリングを継続することを説明した。  全国の一般道路を対象に500カ所の主要渋滞箇所解消を目標とする国の脱炭素基本方針に基づき、効果的な渋滞対策よるCO2削減を図るため、県内の主要渋滞箇所のうち2030年度までに2カ所、40年度までに7カ所の渋滞解除を目標値として設定することを報告。  また、トラック、バス、タクシー・ハイヤー、観光協会など利用者団体との連携を強化し、道路利用者目線で対策箇所を特定して渋滞対策を検討・実施する。はりまや橋~県庁前区間の交通状況について、中の橋通りの西行き交通量は直進の割合が9割を占める中、朝と夕方のピーク時に第1車線がバス専用(時間規制)、第3車線が直進右折車線となっており、これらを避けて約8割の車両が第2車線に集中している。26年度の対策として、はりやま橋~高知城前(西行き)区間で、区間全体のバス専用車線を廃止し、バスベイ・導流帯を設置する他、中の橋通り交差点で直進車両と右折車両が混在する第3車線を右折専用車線に変更する。  芸西村周辺については、東部自動車道の事業進捗により交通量が増加し旅行速度が低下していた。過年度にTDMなどの渋滞対策を実施して以降、変動はあるが対策前を上回るような速度低下が見られていない。26年度は芸西村周辺の交差点で、交通量調査を行い必要に応じて渋滞対策を検討する。  その他、災害の発災後に円滑な交通を確保するため交通マネジメントによる渋滞対策を行う。そのため、高知県が提供する「こうち防災情報サイト」と国土交通省が提供する「防災ポータル」との連携を図り、利用者が交通状況の情報へスムーズにアクセスできるように機能改善する他、高知県防災アプリとの連携を検討する。