浜松市 公共建築物長寿命化推進に33億

静岡

大規模改修を計画する富塚協働センター

 浜松市は、公共建築物長寿命化計画に基づき市保有公共建築物(一般施設)の改修を行うため、2026年度当初予算に関連事業費33億6901万円を計上するとともに債務負担行為限度額を設定した。大規模改修を行う富塚協働センターの設計や光明ふれあいセンターの工事などを進める。計画的な改修を実施することで建築物を長寿命化し、長期的な財政負担の軽減・平準化を推進する。  施設劣化調査には2132万円を充てる。施設の劣化状況を把握するため、外壁打診調査などを実施する予定。  小規模改修には14億8904万円(債務負担行為限度額2億3228万円)を投じる。建築物の寿命や機能維持に大きく影響する部位(外壁、屋根、受変電設備、空調熱源設備、給水ポンプ)の改修や更新を行う予定としており、外壁・屋根改修は国民宿舎奥浜名湖など、設備改修は浜北総合体育館他で実施する見込みだ。  大規模改修には9億7471万円(債務負担行為限度額6億5164万円)を計上した。建築後40年を経過する▽富塚協働センター(設計、事業費1827万円)▽細江健康センター(2億2657万円)▽光明ふれあいセンター(2億3893万円)▽和地協働センター(25年度3億5848万円、26年度2億7764万円)▽南陽協働センター(25年度6923万円、26年度7億8404万円)▽南陽図書館(25年度3265万円、26年度3億6175万円)▽三方原協働センター(26年度4億4165万円)▽佐鳴湖公園漕艇場第1艇庫管理棟(25年度3017万円、26年度2億0998万円)―を対象に事業を進める  市は築後40年が経過する市有施設面積の割合について、24年度の約48%から、34年度には約71%に増加するとの見通しを示している。市民が安心安全に市の建築物を利用できるよう、継続的で計画的な公共建築物改修を実施していく。