弥富市 弥富IC周辺で緊急避難場所を整備

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 弥富市は、災害時の津波被害などへの対策として、市内を走る東名阪自動車道の法面に一時避難所となる緊急避難場所を整備する。2026年度当初予算案に工事費2000万円を計上。年度内の工事完了を予定している。  整備予定地は、弥富ICの大阪方面本線に進入する手前の法面で、延長約40㍍の区間。法面を活用し、津波や洪水などの発生時に一時避難所となる高台として、約50人が避難できるスペース、地上から上がるための階段などを整備する計画だ。  設計は神田設計(名古屋市西区)が担当。工事は26年度内に完了させ、同年途中の運用開始を見込んでいる。  避難所を整備する西中地町五右地内は海抜ゼロメートル地帯に位置しており、津波が発生した際に避難所となる高台が不足している。こうした背景から、市は25年3月に中日本高速道路と緊急避難場所整備に向けた基本協定を締結。三重県桑名市に整備されている事例を参考に、周辺住民や東名阪自動車道の利用者の避難場所を整備することとなった。