羽曳野市 新庁舎整備DB候補者に戸田建設・梓設計JV

大阪

新庁舎本館の完成イメージ

 羽曳野市は、本庁舎建て替え整備実施設計および工事施工業務の事業者を公募型プロポーザルで募集し、戸田建設・梓設計特定JVを優先交渉権者に特定した。3月市議会での議決後に本契約を結ぶ。基本設計で鉄筋コンクリート造を想定していた新庁舎本館は、事業者からの提案で鉄骨造に変更となった。  設計・施工一括(デザインビルド)方式を採用し、耐震性能の不足や老朽化といった課題を抱える庁舎本館を、鉄骨造6階建て延べ9180平方㍍の規模で建て替える。庁舎別館の改修、既存庁舎本館とその付属棟の解体、駐車場の整備なども行う。  実施設計を2027年4月までに完了。工事は27年2月から仮設駐車場整備や既存庁舎本館の解体などを段階的に実施し、27年7月に新庁舎本館の新築を始める。29年1月に新庁舎本館の供用を開始した後、庁舎別館の改修に移行する。施設全体の竣工は31年6月。  解体する既存庁舎本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建ての庁舎棟、鉄骨鉄筋コンクリート造2階建ての市民ホール棟、鉄筋コンクリート造3階建ての議場棟で構成され、総延べ床面積は8744平方㍍。  同じく解体する付属棟は、A棟が鉄骨造2階建て延べ831平方㍍、C棟が鉄骨造2階建て延べ253平方㍍、D棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ99平方㍍。  改修する庁舎別館の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て延べ4894平方㍍。南側のエレベーターを撤去し、本館と接続する渡り廊下を新設する。また、老朽化した外壁や床、照明などの設備を改修・更新する。  所在地は誉田4ノ1ノ1。敷地面積は1万8155平方㍍。  庁舎周辺の応神天皇陵古墳や墓山古墳などの世界遺産を生かし、屋上に「古墳の丘テラス」、6階に展望スペースとなる「あおぞらカフェ」や歴史展示ギャラリーを設置するなど、「歴史・文化・自然を受け継ぎ安全・安心な未来を創る新庁舎」を理念に整備する。  基本設計と実施設計監修業務は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)が担当。