淀川ゲートウェイ完成 舟運を防災や観光に活用 

大阪

淀川ゲートウェイの完成を祝してテープカット

 国土交通省近畿地方整備局と大阪府は、淀川大堰の左岸側に日本最大級の閘門「淀川ゲートウェイ」を完成させ、3月14日に地元関係者など約200人が参加して完成式典を行った。  近畿地整の齋藤博之局長は、「災害時や公共工事による利用はもとより、民間事業者と協力して歴史ある土木施設などを船でめぐるインフラツアーなどに積極的に活用していく。また、IRや“うめきた”の全面開業、淀川左岸線整備などのインフラ整備と舟運を連携させ、関西のさらなる発展に尽力したい」とあいさつした。続いて大阪府の吉村洋文知事は、「大阪市と共に水辺のまちづくりを進めている。大阪ベイエリアと淀川、十三、枚方、さらに京都をつなぐ拠点が完成した。水都大阪を発展させる大きな役割を果たすだろう」と期待を込めた。  淀川ゲートウェイは2025年3月に運用開始していた。今回、遠隔操作設備なども含め全面的に完成したことにより、ゲートウェイの操作人員の削減や利用に必要な申請期間の短縮が図れるようになった。  淀川ゲートウェイの閘室は、延長70㍍、幅20㍍で、500㌧台船1隻、大型観光船(定員100人程度)なら4隻が同時に通行可能だ。