建築×合宿KANTOに学生40人参加 作品は31日に一般公開

中央

作品の意図を発表する学生ら

 建築設計を学ぶ学生を対象としたイベント「建築×合宿 in KANTO2026」が、3月10日~15日に茨城県立中央青年の家で開かれた。20校を超える大学の学生40人が参加し、9班に分かれて設計課題に取り組んだ。  設計課題のテーマは「パビリオン」。設置期間が限られる「形に残らない建築」とする中、体験や記憶、文化、自然といった側面からどのように「遺す」のかといったコンセプトの実現に挑んだ。  各班は、設計条件である茨城県内の各地域を選択し、歴史や文化、資源、地域が抱える課題(空き家、気候変動、自然災害、活性化)といった特色を踏まえたパビリオンを設計。15日には都内(総合資格学院新宿校)に移動し、講評者である4人の建築家(工藤浩平氏、斎藤信吾氏、種田元晴氏、日高恵理香氏)に作品の意図を発表した=写真。  建築家からは、各班の着眼点やストーリー、アイデアが評価された一方、プレゼンの構成や伝えるべき情報の過不足、プロセス手法の工夫といった、コンセプトを設計に落とし込む際のポイントや、顧客にイメージさせる上での改善点が挙げられ、学生らは真剣に耳を傾けていた。   学生実行委員長の三上周太さん(武蔵野美術大学)は、「長いようで短い合宿期間だった」と充実感を示すとともに、「この合宿で得た経験や人脈を今後の学生生活や進路に役立ててほしい」と呼び掛けた。  同イベントは総合資格(東京都新宿区)が共催。営業本部学校法人推進室の奥村一也課長を中心に学生主体のイベント運営を多方面で支えた。  なお、作品は3月31日に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)で開かれる展示会で一般公開される。