違法「白トラ」、荷主にも厳罰 4月施行控え、団体向け説明会
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国土交通省は3月16日、許可・届出がなく有償で運送行為を行う、違法な白ナンバーのトラック(白トラ)の4月以降の取り扱いについて、オンラインで建設業団体向けの説明会を開いた。国交省は、建設工事と密接不可分の運送業務で運送行為に対価を支払わない場合は、許可が不要になると改めて説明。元請け・協力会社の従業員が自ら運送する場合も、許可は不要とした。
4月1日に改正貨物自動車運送事業法が施行され、自家用の白ナンバーで有償の運送行為を行うと、荷主にも100万円以下の罰金が科される。
説明会は、3月16日から建設業団体の会員企業向けに開く。国交省は、改正法について「白トラに対する規制が変わったわけではなく、荷主に対する新たな規制が加わったということ」(物流・自動車局貨物流通事業課)として、4月以降の建設現場での荷主に対する規制を改めて説明した。
具体的には、建設会社が自ら所有するダンプで雇用関係にある従業員に自ら運送させる場合は、許可のない白トラでの運送も認める。運転する自社の従業員が、期間雇用や日雇い雇用であっても許可は不要とする。
委託する場合でも、建設工事に密接不可分な業務に付帯する運送であり、運送行為のみに対価を支払わないケースであれば、許可は不要とした。舗装修繕工事で発生した残土・ガラの搬出、アスファルト合材の搬入を委託する場合も、建設工事と密接不可分で一体的な工程だとして、許可は不要と説明した。
