白金高輪駅前東再開発 施設建築物6.8万m2、29年度着工
東京
港区の白金高輪駅前東地区で第1種市街地再開発事業を計画する準備組合(伊藤方夫理事長)は、住宅や商業などを用途とした延べ床面積約6万8000平方㍍の施設建築物を建設する。2029年度の着工、33年度の完成を経て、34年度の全体供用を予定している。区へ提出した環境影響調査計画書で明らかにした。
施行予定区域は港区高輪1ノ1・2の面積約1・3㌶で、複数の集合住宅や店舗、事務所が混在して立地。西側と南側が区道、南側の一部が国道1号に面している他、南西側には東京メトロ南北線と都営三田線の白金高輪駅の出入り口がある。
再開発の基本方針に▽定住性の高い良質な居住機能を中心とした商業、生活利便等の多様な機能の集積▽駅まち一体の都市基盤の整備▽地域の拠点としての交通結節機能の強化▽防災拠点としての災害対応力の強化―を掲げる。現地の用途地域は商業地域で、指定容積率500%。都市再開発諸制度の「再開発等促進区を定める地区計画」を用いて事業の前提を整えるため関係機関と協議中だ。
施設建築物は施行予定区域のうち面積約4300平方㍍の敷地に建設。延べ床面積約6万8000平方㍍で最高高さ約160㍍とし、住宅や商業に加え、自動車約218台と自動二輪車約13台を収容できる駐車場や約910台分の駐輪場を配置する。駐輪場のうち200台は既存の地下公共駐輪場を拡充する格好だ。
また、敷地の北側を公共用地に提供する形で駅前歩行者広場を整備したり、施行予定区域の南西側と北側には地下鉄の出入り口を新設したりする。
三菱地所レジデンス(千代田区)が事業協力者を務め、アール・アイ・エー(港区)がコンサルタント業務を担当。日本工営(千代田区)が環境影響調査計画書の作成業務を手掛けた。
