ベストトレーディング 泉区にリサイクルプラント建設

神奈川
 【横浜】廃棄物の中間処理業などを営むベストトレーディング(厚木市金田1141ノ3)は、横浜市泉区で延べ床面積約4000平方㍍の工場「家庭系プラスチック資源再商品化プラント」を新築する。新工場では資源の選別・破砕・圧縮・減容を行い、1日の処理量は最大310㌧となる。2027年1月の着工、同年10月の完成を目指す。設計者・施工者は非公表。開発に当たり新会社のベスプラを設立した。  プラントは工場棟(鉄骨造平屋3296平方㍍)の他、事務所棟(プレハブ造2階建て延べ294平方㍍)、排水調整施設(鉄筋コンクリート造2階建て延べ123平方㍍)、原材料保管庫2棟(鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋187~196平方㍍)で構成する。総延べ床面積は4096平方㍍。  工場棟には▽選別機▽破砕機▽比重分離機▽脱水機▽圧搾減容機▽圧搾こん包機―などの機器を設置。プラスチック製容器包装とプラスチック製品を受け入れ、選別・破砕・圧縮・減容の工程を経て、ポリプロピレン硬質フレークやポリエチレン・ポリスチレン減容品、PETフレークといった商品を製造する。屋上には太陽光発電設備を設ける。  処理工程中には地下水を洗浄水として活用する。排水は薬品や微生物により処理した上で大半は工場内で再利用し、一部は微生物による有機物の分解・除去を行った後、公共下水道に放流。排水処理施設から発生する悪臭は脱臭塔で除去・浄化する。  整地工事では最大高さ約2㍍の盛土を実施。緑化計画では、敷地境界付近を中心に863平方㍍の緑地を確保する。既存樹木の残置や移植が難しいため、新たに植栽を行う。この他、隣地との境界部には防音壁を設置する。  建設地は横浜市泉区和泉町7055ノ1他の敷地8077平方㍍。神奈川県立松陽高校に隣接する。  同社の25年3月期の売上高は13億円。22年施行のプラスチック資源循環促進法で処理対象が拡大され、リサイクルのニーズが高まっていることを踏まえ、36年3月期までに年商100億円の達成を目指す。市内にプラスチック再商品化事業者がいない横浜市で新プラントを建設することにより、自治体からの処理受託量を増やす考え。