田井英幹氏(たい・ひでき=木谷工務店代表取締役)

大阪

田井英幹氏(たい・ひでき=木谷工務店代表取締役)

 元々は製造業界のサラリーマン。海外事業を担当し、通算で22年間、海外に滞在した。会社には得がたい経験をさせてもらったが、定年退職を迎えた後もまだやり残したことがあると感じていた。そうした中、木谷工務店の関係者から声がかかり、2024年6月に代表取締役に就任。建設業の知識や経験がないところからのスタートだった。  就任した理由について、「会社は社員とその家族を幸福にするためにあると考えている。会社の代表となり、自分の経験を生かして社会や人に恩返しをしたかった」と語る。  建設については分からないことが多かったが、社員の技術や仕事が優れていることは分かった。価格で決まる一般競争入札だけでなく、提案型の入札にも参加するようかじを取った。結果、河内長野市の給食センター整備をJVで受注でき、他の仕事にもつながった。  「自分の役目は木谷工務店がこの先も続いていける礎を築くこと。社員が誇りを持って幸せに働ける100年企業を目指す」と、情熱を燃やす。