香川県 本庁舎北館再編整備の基本設計を松田平田設計

四国
 香川県は、本庁舎北館の現地建て替え工事の基本設計業務(制限付き一般競争入札)を実施し、松田平田設計大阪事務所(大阪市西区)を委託先に決定した。業務には既存の北館解体工事の設計も含まれる。工事の実施時期などは業務内で詰める考え。全工事の概算工事費は約56億円を想定している。  基本設計の納期は11月13日。2026年度の当初予算には、本庁舎北館等再編整備事業の実施設計の委託費として、27~28年度の債務負担行為の限度額1億4386万円を設定した。業務の発注時期は今後検討する。  新たな北館の規模は鉄骨造5階建て延べ5945平方㍍(本館への連絡橋を含む)。駐輪場はアルミ合金造平屋99平方㍍。省エネルギー性能として、ZEB Readyクラスを求める。この他、太陽光発電を主体とした再生可能エネルギーによる創エネを検討する。  現在の人材育成センターや会議室、生協売店の機能を継続する方針だが、会議室は災害時に他の機関からの応援職員の活動場所として活用するため拡大する。売店の面積は縮小する考えだ。また、既存北館が抱えるエレベーター未設置などのバリアフリー面の課題にも対応する。  当初、新北館は番町地内の看護専門学校跡地に整備する予定だった。しかし、基本計画の策定に当たり、地下埋設物などの調査と技術的な検討を通して、現地建て替えが可能と判断している。  看護専門学校跡地の活用については、解体・新設工事中に各機能を移転する仮設庁舎の設置が見込まれる。同跡地の所在地は高松市番町5ノ3ノ1で、敷地面積は967平方㍍。基本計画の策定は松田平田設計大阪事務所(大阪市西区)が担当した。  解体する既存北館の規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上4階建て延べ6851平方㍍。1966年の完成時は3階建てだったが、4階建てに増築されている。  これまで北館は会議室や職員らの研修施設として利用されてきた。これらの役割を残しつつ、建て替えに伴い耐震性を高め、災害時の拠点施設としての機能を高める。