久保田建装 静岡浅間神社拝殿保存修理工事見学会を開催

静岡

緻密な漆塗りの技法に感心する社員ら

 久保田建装(静岡市駿河区、大石剛社長)は3月17日、SDGs活動の一環として、清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が施工する「重要文化財神部神社浅間神社拝殿保存修理工事」を見学した。社員や協力会社ら26人が参加し、漆塗りなど日本の伝統的な塗装技法について学んだ=写真。  活動担当者の森淳一SDGs推進リーダーは、「日本の伝統建築に使われる塗装の技法をSDGsの観点から学ぶことが本日の目的」と話し、「『塗る』という共通の仕事に携わる者として、職人の方々の仕事ぶりから普段の業務に通じる学びや気付きを得てほしい」と呼び掛けた。  見学会ではまず、清水建設名古屋支店静岡営業所(静岡市葵区)の現場代理人である落合一真氏が、同神社の由来を交えながら工事内容や工夫した点を解説した。その後の現場見学では、落合氏や漆・彩色を担当する職人らが木扉の漆塗りの工程や彫刻の彩色、天井画の修復などについて詳説した。  質疑応答では、彫刻彩色の下描きや伝統建築物に関する質問に清水建設の落合氏、西尾俊教工事長が丁寧に回答した。  拝殿の規模は、木造2階建て延べ259平方㍍、建築面積507平方㍍。棟高約21㍍、桁行約19㍍、梁間約10㍍で、漆塗りの建築物では日本一の高さになる。2023年7月から施工中。  設計監理は文化財建造物保存技術協会(東京都荒川区、髙塩至理事長)が担当している。