川崎市 新百合ケ丘駅北側 まちづくりの基本的考え方を策定

神奈川

建て替えなどを検討する麻生区役所

 川崎市建設緑政局は、新百合ケ丘駅北側地区のまちづくりを進めるため、「新百合ケ丘駅北側地区まちづくりの基本的考え方」を策定した。2026年度から麻生区役所など4カ所の建て替えなどの検討に入る。  新百合ケ丘駅北側周辺は、駅の開業時に土地区画整理事業が行われて以降、大規模な更新がされていない。急激な人口増加による交通渋滞が著しく、公共施設の老朽化も課題となっている。  再整備に当たっては、既存の公有地だけで交通環境を改善することが困難なことから、官民の敷地を集約して大街区化。公共施設の建て替えなど都市基盤の再編を行い、交通環境の抜本的な課題解決を目指す方針だ。  26~27年度にかけて公共施設4カ所の建て替えを検討し、27年度末までに「駅北側公共施設の基本計画」を策定する。28年度からは基本計画に基づいて事業を進める。  「シビックゾーン」として計画する川崎市アートセンター(麻生区万福寺6ノ7ノ1)や万福寺ふるさと緑地の周辺に公共施設を集積させ、建て替える。  交通環境の改善に向けては、駅前に新たな交通広場を整備する。既存の道路を活用して高規格な駅アクセス道路を新設し、世田谷町田線に接続させる。同時に、世田谷町田線の4車線化や尻手黒川線4期の整備を進め、万福寺王禅寺線の交通分散を図る。  駅と後背地をつなぐ歩行者デッキを整備することで、交通広場や民間施設とも連携したウォーカブルな空間を創出する。  建て替えを検討する公共施設は以下の通り(①規模②25年時点の築年数)。  ▽麻生区役所(麻生区万福寺1ノ5ノ1)=①鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ7860平方㍍②築43年▽麻生市民館・図書館(麻生区万福寺1ノ5ノ2)=①鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ6984平方㍍②築40年▽麻生消防署(麻生区万福寺1ノ5ノ4)=①鉄筋コンクリート造3階建て延べ1517平方㍍②築40年▽麻生休日急患診療所(麻生区万福寺1ノ5ノ3)=①鉄筋コンクリート造3階建て延べ695平方㍍②築41年