豊島区 千早に児童養護施設を新設 27年度事業者公募へ

東京

西部子ども家庭支援センターの現況

 豊島区は、千早4丁目の区有地を活用して児童養護施設を新設する。2026年度の整備に向けた調査・検討を進め、27年度に施設の整備・運営を担う事業者を公募。28~29年度に既存施設の解体と新施設の設計・新築工事に着手する。30~31年度の完成、開設を目指す。  新施設の設計の委託先と施工者は事業者が選定する。  西部子ども家庭支援センターが、現在建設中の千川中学校複合施設へ移転することに伴い、跡地を児童養護施設の用地に充てる。敷地面積は1155平方㍍。建設地は千早4ノ6ノ14。  西部子ども家庭支援センターの規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ709平方㍍で、1978年に完成した。  新施設には必須機能として①児童養護施設②里親支援センター③一時保護委託④ショートステイ・トワイライトステイの機能を導入する。これらを満たした上で、可能であれば⑤児童育成支援拠点⑥社会的養護自立支援拠点⑦各エリアへのグループホームの展開―も視野に入れる。  区内に児童養護施設がないため、区の児童相談所が施設や里親に措置した子どもの99%が区外で生活しており、この中には区内で暮らすことが望ましい子どもも含まれる。こうした課題に対応するため、里親と子どもの支援などにも対応可能な多機能型児童養護施設の誘致を目指す。