名古屋市 レゴランド隣接地のホテル開発事業者の募集開始

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ホテル開発用地

 名古屋市住宅都市局は、金城ふ頭のレゴランド・ジャパン・ホテル南側に隣接する開発用地について、ホテル開発事業者を公募型プロポーザル方式で選定するため、募集手続きを開始した。参加申込書は3月23日~4月10日に受け付ける。応募申し込みは6月29日~7月3日。8月ごろに最優秀提案者を決定する。  開発用地は、金城ふ頭2ノ7ノ1の一部で、面積は約6100平方㍍。同用地は、名古屋港管理組合の所有地で、市が同管理組合から借り受け、市がホテル事業者に事業用定期借地(期間は10年以上50年未満で提案による)で貸し付ける。賃料は1平方㍍当たり186円以上(月額)。  ホテルの種別・等級は提案によるとし、家族連れの需要に対応するよう求める。客室数は、全てのタイプの客室を合わせて100室以上。宴会や飲食、会議その他の機能の有無は提案による。  評価項目は、4つの視点(計90点)と賃料(10点)で構成。金城ふ頭の観光地として魅力の発信(30点)と、観光地としての機能の充実(30点)に重点を置いている。  魅力の発信では、ホテルそのものが観光資源となるような、個性的で話題性のある施設やサービス、SNS映えするような印象的で洗練された外観などを評価する。また、機能充実では、宿泊需要に対応する十分な客室数と多様な宿泊客に対応できるかをはじめ、周辺施設の来訪者も利用できる飲食・物販機能などを評価項目に挙げている。  最優秀提案者と次点提案者の決定後、基本協定は2027年3月末までに締結する。賃貸借期間開始の期限は31年4月1日と余裕を持たせ、調査・設計の期間の幅を持たせているが、早期に事業を展開するのは可能。  金城ふ頭では、17年にレゴランド・ジャパンが開業。あおなみ線金城ふ頭駅の乗車人員、金城ふ頭駐車場利用台数ともに、コロナ前を上回る水準になり、宿泊需要は高まっているものの、周辺に十分なホテルがないため、宿泊客の多くが名古屋駅など都心部に移動しているのが現状。ホテル開発を通じて金城ふ頭のさらなる魅力創出につなげるのが狙い。