牟岐海部道路の新規着手「妥当」 四国地方小委が審議

四国
 国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会四国地方小委員会は、3月23日に会合を開き、2026年度の新規事業候補箇所となっている阿南安芸自動車道「牟岐海部道路」の事業着手について「妥当」とした。今後、本省の事業評価部会で審議した後、26年度当初予算成立時の実施計画で事業化が決定される。  牟岐海部道路は、牟岐町中妻の中妻インターチェンジ(IC・仮称)から海陽町多良の海部IC(仮称)までの延長8・3㌔。途中に浅川IC(仮称)を設ける。7本のトンネルと8本の橋梁を整備する計画で、トンネル延長は1・7㌔、橋梁延長は1・4㌔を占める。全幅は12㍍の2車線道路で、設計速度は80㌔を想定している。四国8の字ネットワークの一部を構成しており、18年に都市計画決定を受けていた。  同道路の整備により、津波浸水予測区間を回避し、国道55号の寸断による孤立を解消する。また災害時の重要拠点へのアクセス向上や盛土区間を活用した避難路の構築といった防災面での効果が期待される。さらに救急医療機関への移動時間短縮、速達性の向上による産業振興の支援、広域的な観光振興の支援といった整備効果が見込まれる。