徳島県 仁宇のため池整備を26年度から
四国
徳島県は、農村地域防災減災事業(緊急防災)として、那 賀町で「仁宇(にう)のため池」の改修を2026~30年度の5カ年で実施する。昨年12月の農林水産省1号補正で国庫補助額1000万円(総事業費5億5000万円)が配分となり、事業着手する。堤体積は現在の1万8100立方㍍から改修後は2万9900立方㍍となる。
計画では、豪雨時や大地震の際に現堤体では耐震性能や余裕高が不足していることから改修する。堤長は現在の60㍍を78㍍に、堤高は現在の11㍍を11・8㍍に、天端幅は現在の7㍍を4・4㍍にする。洪水吐は改修して側水路型のコンクリート3面張、越流堤長13・7㍍で計画。
ため池形式は現在の均一型から遮水シート型となる。取水施設は現在の斜樋から、スライドバルブ径125㍉2孔で延長26㍍にする。緊急放流はスライドバルブ径350㍉1孔。底樋はヒューム管径1500㍉、延長55㍍で計画。
法面勾配は上流側で現在の1対2・8の土羽を1対2・5のブロックマットにし、下流側は1対1・5の土羽を1対2・3の土羽にする。満水目標高・満水面積は現在と同じ。総貯水量も現在と同じ3・6万㌧。堤頂の高さは現在より35㌢高くなる。
現ため池は丹生川に大正時代に築かれた。所在地は那賀町仁宇学原。
