都がデータセンター建設でガイドライン

東京
 東京都はデータセンターの建設や運営に関するガイドラインをまとめた。都内ではクラウドサービスやIoT、5Gの普及などにより膨大なデータを処理・保管するインフラとしてデータセンターの建設が進む。一方で周辺とのトラブルも発生しており、指針を設けて整備を後押しする。  「まちと調和したデータセンターに向けたガイドライン」として、建築計画に関する法令、都の規制やルール、建設までの調整の手順などを記載。住民とのコミュニケーションのポイントとして、日影、電波、電力消費、二酸化炭素排出、外観などを挙げ、丁寧な説明を求める。データセンターは24時間稼働させる膨大な電力や冷却水が必要で、通常の建築物としての影響の他、インフラの安定供給や環境破壊なども懸念が持されている。  関連事業者が参加する組織、日本データセンター協会によると、同協会に届け出が出ているものだけでも都内に80カ所以上のデータセンターがある。23区内でも直近でNTTドコモサービス(千代田区)が品川区五反田に、ヒューリック(中央区)が江東区塩浜に、せせらぎ特定目的会社(中央区)が江東区千石に建設を計画。いずれも夏までに着工する予定だ。