明日の星 三菱地所レジデンス 蝶野 元さん
東京
三菱地所グループの住宅部門を担う三菱地所レジデンス。大学卒業後、大阪から上京した蝶野元さんは、同社の賃貸マンションシリーズ〝ザ・パークハビオ〟の開発に携わってきた。入社4年目を迎えた今春、事業企画一部に異動となった。事業用地の取得という新たな業務を〝本格的なまちづくりを手掛けるための基礎づくり〟と位置付けている。
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―デベロッパーを目指したきっかけを教えてほしい。
「子どもの頃、近くの万博記念公園でよく遊んだ。そこに大型商業施設が建設され、大勢の人でにぎわうのを見て、自分もこういう仕事がしたいと感じていた。とはいえ、大学は文系学部だった」
「就職活動の際にメーカーや金融関係も回ったが、文系出身者の仕事は営業をはじめ、完成した商品の売り方を考えるといった内容がほとんど。しかし、デベロッパーなら理系でなくてもゼロから商品を生み出せると思った」
―これまでの業務内容は。
「賃貸マンションのターゲットの絞り込みからコンセプトの立案、施工管理、広告、客付けまで一気通貫で進めてきた」
「入社1カ月で、早速先輩の指導の下でプロジェクト業務を担当。何も知らない若手にも仕事を任せ、押し上げてくれる部署だった。結果、反省点も多々あったが、全ては今に生きていると思う」
―現在、どのような業務を担当しているか。
「4月から分譲・賃貸マンションの両方の用地取得を担う。昨年から、異動の希望を出していた」
―なぜその部署を選んだのか。
「開発の前の段階を学ぶため。早いうちに視野を広げ、キャリアを重ねた時に開発という仕事の全体像を見ることができるようになりたかった」
―貴社の人事異動のサイクルを聞かせてほしい。
「若手は3~4年で異動し、10年でおおむね3部署を経験。複数の視点を持たせた上で適性を見極めていく、という社風がある。仮に自分に合わないと思っていても、実際に配属されて気付くこともある。そうした意味でも、複数の部署を経験した上で、その先のキャリアを選べるのはとてもありがたい」
―休日、街を散策していると聞いた。
「開業したばかりの駅直結型複合施設を訪れたところ、〝街が一気に変わったね〟といった来場者の驚きの声を耳にした。開発担当者が聞いたら、さぞ気持ちいいだろうなと、うらやましく思った」
