蔵前工科高校が入学式 新入生代表「基本を一から学ぶ」
東京
東京都立蔵前工科高校は4月7日、2026年度の入学式を開いた。新入生132人を代表して建築科の齋藤成汰さんが登壇。AIや空飛ぶクルマなどの新技術を引き合いに「世界が大きく変わろうとしている時代だからこそ、ものづくりの原点に戻って自分の手で図面を描き、材料を確保し組み立てて形にする。こうした基本的なことを一から学んでいく」とこれから始まる学校生活への思いを語った=写真。
また、本格的な機械や道具を使った実習や専門的な授業を通じて、「変化の激しいこれからの社会で役に立つ新たな知識を身に付けたい」と意気込みを話した。
当日は都立工科高校の多くが入学式を催した。15校ある都立工科高校の26年度の入学手続き者数は3月31日時点で1945人。このうち建築科を設けている▽蔵前▽墨田▽総合▽葛西▽田無―の5校は652人だった。
都は26年度に、都立工科高校の生徒が先端技術を体験したり、実践的な技術・技能に触れたりする機会を充実させて、建設・電気技術などの業界・企業の人材確保につなげる「Neo工科高校改革プロジェクト」をスタートさせる。さらに建設業団体と連携し、生徒が実践的な技術を学べるようなカリキュラムなどを考えて実施する方針だ。
