横浜市 西谷地区CなどZEB化 大規模改修などに合わせて実施検討

神奈川
 横浜市建築局は、西谷地区センターなど3施設のZEB化について、大規模改修時や空調設備の更新などに合わせて実施する方針を決めた。2025年度にZEB化改修の可能性について調査していた。  対象は西谷地区センター(保土ケ谷区西谷町3ノ15ノ1)、二ツ橋地域ケアプラザ(瀬谷区二ツ橋町83ノ4)、新田小学校体育館棟(港北区新吉田町3226)。上郷地区センター(栄区上郷町1173ノ5)、上白根コミュニティハウス(旭区上白根町233ノ6)とともにZEB化の可能性を調査した。  西谷地区センターなど3施設はZEB化のハードルが高い案件だったため、上郷地区センターと上白根コミュニティハウスを先行してZEB化する。両施設はESCO事業でのZEB化を検討しており、ESCO事業の可能性調査を4~5月中に実施する予定だ。  西谷地区センターは鉄筋コンクリート造2階建て延べ1879平方㍍で、12年に完成した。敷地面積は1741平方㍍。現状の空調設備が使用を継続できるため、設備を更新する時期に合わせてZEB化することを考えている。  二ツ橋地域ケアプラザは鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ781平方㍍。1991年に竣工した。敷地面積は480平方㍍。  ZEB化可能性調査では断熱性が高いと評価されたものの、ボイラーの効率化に費用がかかることが判明。今後大規模改修を行う際にZEB化する方針とした。  新田小学校体育館棟は鉄骨造平屋689平方㍍で、80年に完成した。学校全体の敷地面積は1万7171平方㍍。  市は避難所となる体育館の機能向上に向けて空調設備の整備を進めているが、体育館の断熱性を疑問視する声もあるため、可能性調査で確認した。  結果、新田小学校については想定よりも断熱性が良く、照明のLED化や調光機能、人が活動する部分のみを冷やす冷暖房機能といった導入予定の設備がZEB化に有利なことが分かった。教育委員会と情報を共有し、2029年度までに実施する体育館の空調設備整備事業に活用する。