東保証静岡 2025年度累計は件数減、金額増

静岡
 東日本建設業保証静岡支店がまとめた、前払金保証から見た静岡県内の公共工事動向によると、2025年度(25年4月~26年3月)は取扱件数6419件で前年同月比8・3%減、請負金額は3790億6300万円で10・1%増と、件数は減少した一方で請負金額は増加した。人件費や物価など建設費用が上昇し、工事1件当たりの金額が増えたことが影響した可能性がある。また、中日本高速道路会社が発注した、東名高速道路の大型耐震工事やメンテナンス工事4件も、請負金額の増加に寄与した。  発注者別に見ると、県は取扱件数が2345件で前年同月比12・7%減、請負金額が1152億4200万円で1・9%減。交通基盤部の件数が、24年度の2138件から1846件(財務部発注分を含む)に292件減ったことが、県全体の請負金額を引き下げた。  市町は取扱件数が3531件で6・5%減ったが、請負金額は1587億6200万円で4・3%増えた。浜松市の斎場や水泳場の大型工事2件が寄与した。  国は取扱件数が357件で3・5%増、請負金額が489億2700万円で9・2%増と、件数、金額ともに増加した。防衛省発注の浜松基地関連での大型施設整備工事2件が影響した。  中日本高速道路会社や国立大学法人といった独立行政法人などは、取扱件数が60件で1・6%減、請負金額が290億4000万円で98・4%増と、件数減、金額増となった。中日本高速道路会社発注の東名高速道路の工事が請負金額を押し上げた。  地方公社は件数24件で11・1%減の一方、請負金額は53億7100万円で410・0%増えた。開発公社の工業用地造成工事が寄与した。  事務組合や土地改良区・区画整理組合などその他の発注者は、取扱件数が102件で1・0%減、請負金額が217億2000万円で53・0%増えた。クリーンセンター建設工事、農業協同組合の施設整備工事が押し上げた。

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