サンベルコが創業80周年記念式典開催 約300人と門出を祝う

岡山

お礼を述べる妹尾社長

 橋梁・水門事業や地盤事業などを手掛けるサンベルコ(岡山市東区、妹尾一人社長)は4月2日、岡山市内のホテルで「創業80周年記念式典」を開催し、300人弱の参加者らと共に新たな門出を祝した。  まず、同社の過去・今、そして未来への思いがつづられたムービー上映から式典がスタート。その後、主催者のあいさつとして妹尾社長は、「今朝、起きたらアスファルトがぬれていた。昨晩、雨が降ったようだ」と希代の「雨男」とされ、「兄貴分」と慕っていた高橋戒隆氏(2023年4月逝去、元岡山県議会議員)の「来訪」を喜びつつ、「皆さまのおかげで、わがサンベルコは無事80周年を迎えることができた。まずは、感謝の気持ちを伝えたい。祖父・祖母が岡山市北区岩田町で町工場を起こし、その後、東区益田に本拠地を移し先代・先々代が事業を広げてきた。さまざまな苦難を乗り越え、課題を解決してきたからこそ今がある。鋼構造と地盤の2つの事業を柱とし、より皆さまと共にがんばっていきたい」と参加者に熱い思いを伝えた。  来賓者あいさつでは、平沼正二郎衆議院議員がZOOMでメッセージを贈った後、故高橋戒隆氏の夫人であり、当日発足した協力業者会「サンキョウカイ」の会長に就任した高橋ゆうこ氏(クラカン代表取締役)があいさつに登壇。80年の重みを称えると共に、「本来であれば主人が、弟のように想っていた妹尾社長にさらなるエールを送ったかと思うが、本日は私が『兄嫁』としてあいさつをさせてもらう」と、会場を温かい空気に包み、「企業経営には資金面や数値面も大切だが、人と人との縁、つながりがあってこそ初めて血が通ったものとなる。こうした縁の積み重ねがサンベルコや皆さんの発展に寄与していくと考えており、今後もその築いた縁を大切にしていきたい」と思いを述べた。また、伊東香織倉敷市長、萩原誠司美作市長、小林義明岡山県議会議員、吉本賢二岡山市議会議員らも参加しており、創業80年の功績を称えていた。  宴席内容も「ライブショー」や「祝いもちつきパフォーマンス」など趣向を凝らしており、会場は笑顔や笑い声があふれ、時には感涙する場面があるなど「喜楽(きらく)」をみんなで共有した。閉式では、津々憲一地盤事業部統括部長がお礼を述べ、社員全員で来賓・関係者ら参加者を見送り閉幕となった。