調布市・FC東京 味スタ横の国有地6haに公園整備 28年度供用へ
東京
利用計画図
調布市とサッカーJリーグクラブチームのFC東京は、味の素スタジアムに隣接する国有地約6㌶を利用して、防災・スポーツレクリエーション機能を持った公園を整備する。国の諮問機関(国有財産関東地方審議会)が4月8日の会合で、市に貸し付けや売り払いで土地を処分すること認めた。市は9月までに土地を得た上で造成工事をスタートさせる予定。これに続いてFC東京とともに各種施設の整備を進め、28年度第1四半期の供用開始を目指す。
整備地は調布市西町666ノ1の面積6万0075平方㍍。1974年にアメリカ軍から返還された関東村住宅地区の一部で、京王線西調布駅から約0・6㌔の場所に位置している。
市は2008年3月に策定した利用計画で公園としての活用を目指す方向性を決定。その後、練習場の移転整備を提案したFC東京と25年8月に包括連携協定を結んだ。同年12月には基本計画を策定し、施設整備の基本的な考え方を取りまとめて国に取得要望を伝えていた。
整備内容を見ると、スポーツ施設としてFC東京が練習で使用する天然芝のサッカーコート2面や、人工芝のグラウンド1面、テニスコート3面、多目的コートを設ける。また、公園全体の管理運営機能を担う運動施設棟と、災害時に緊急物資などの地域内輸送拠点になる防災備蓄倉庫を建てる。隣接する西町公園との連続性を考慮した自由広場も整備。災害時にはこれらを一時避難・滞在場所や物資集積拠点などとして活用する。
26年度の当初予算に用地取得や設計、造成工事などのため40億2313万円を計上するとともに、限度額4億9500万円の債務負担行為(26~27年度)を設定。土地は国から約3分の2を無償で借り受けて5年ごとに更新する他、残りの3分の1を時価で買い取る。造成工事の施工者を7月の制限付き一般競争入札で決める予定だ。公園の基本設計はアトリエ尖(豊島区)が手掛けており、後続の実施設計も任せる考え。
施設のうちFC東京が整備するサッカーコートの寄付を受ける一方、FC東京に指定管理料を支払って公園全体の管理運営を任せつつサッカーコートの優先的使用を認める。
