近畿地整 熊野大橋更新を新規事業化

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設置位置(提供/三重県)

 国土交通省近畿地方整備局は、国道42号熊野大橋更新事業を新規事業化箇所したことを発表した。全体事業費は約120億円で、26年度の事業費は5000万円。事業区間は、紀宝町成川~和歌山県新宮市大橋通の延長500㍍。  熊野大橋は新熊野大橋の下流側に架かる橋で、和歌山県側に渡ったところで両橋が合流する。開通から約90年が経過し、経年劣化が見られる。  河口に近い下流側で整備を進めてきた新宮紀宝道路(熊野川河口大橋)が開通したことにより、国道42号現道(熊野大橋と新熊野大橋)の交通量が約4割減少した。  この結果、合流地点の速玉大社前交差点で渋滞が解消したことから、役割が低減した熊野大橋を撤去することとなった。しかし、撤去した場合、新熊野大橋上り線側の幅員2㍍の片側歩道のみとなり、自転車・歩行者の基準を満たしていないため、下り線側に自歩道を新たに設置して交通機能を確保する。  新規事業化に際し、一見勝之三重県知事は「地域の安全・安心を確保する上で非常に意義深いことであり、大変うれしく思う」とコメントした。向井美樹紀宝町長も感謝とともに「国や県、関係各位と緊密に連携し、事業推進に全力で取り組む」とした。