多摩の新たな防災拠点 基本設計のプロポ開始 都
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東京都は多摩地域の新たな防災拠点の新築に伴う基本設計の委託先を選ぶため、4月13日にプロポーザルの手続きを開始する。「東京都多摩地域の新たな防災拠点(仮)(8)新築工事基本設計」の件名で4月20~24日に参加表明書を受け付け、5月8日を期限に技術提案書の提出を求める。6月24日のヒアリングを経て、同月30日に設計者を特定。7月23日に見積もり合わせし、翌24日にも契約を締結する。履行期限は2027年7月30日まで。業務規模は2億3800万円(税込み)程度を見込んでいる。
新施設の延べ床面積は約4万9680平方㍍。今回の業務で電気・機械設備工事一式を含めた基本設計と解体実施設計をまとめる。また、別途、5月下旬に敷地測量、7月上旬に地盤調査の委託先を決める希望制指名競争入札を公示予定だ。
その後、27~28年度に実施設計をまとめつつ、並行して27~29年度に既存の多摩広域防災倉庫(鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ1万7797平方㍍)を解体。29~33年度の工期で新築工事を進める。
26年1月に策定した基本計画によると、新施設は地下1階地上4階建て(高さ約28㍍)を想定。地下1階に防災センター機能を置き、災害対策本部室や執務室などに約4000平方㍍(想定収容人員約550人)を割り当てる。1~3階は防災備蓄倉庫機能と広域輸送基地機能を配置し、約1万6000平方㍍の保管容量や1日当たり5000パレットの搬出入能力を確保する。4階は研修や災害時の宿泊などに使うスペースとし、約4000平方㍍のうち約800平方㍍を研修室に、約3200平方㍍(想定収容人員280人)を宿泊・仮眠室に充てる。
屋上には緑化を施し、太陽光発電設備なども設ける。非常用発電設備には油燃料を活用するとともに、中圧ガスの導管を敷設した上でガス発電設備の導入を推進する。
建設地は立川広域防災基地内の立川市緑町3256ノ5。敷地面積は約2万2420平方㍍。用途地域は第2種住居地域で、建ぺい率60%、容積率200%。
概算事業費は約528億円を見積もり、設計や工事などに約465億円、整備中の代替施設の確保に必要な土地賃借料や建物リース費などに約63億円を配分する。
基本計画の策定支援は日本工営都市空間(名古屋市東区)が担当した。
