3月の横浜オフィス空室率は5.98% 横浜駅は3%以下に
神奈川
三鬼商事(東京都中央区)のオフィス市況調査によると、3月の横浜ビジネス地区(関内、横浜駅、新横浜、みなとみらい21の各地区)の平均空室率は5・98%で、前年同月からマイナス0・85ポイントとなった。横浜駅地区は前年同月比マイナス1・29ポイントの2・94%と、3%を下回った。みなとみらい21地区も3ポイント以上のマイナス。一方で、関内地区は大型ビルの完成の影響でプラス2・92ポイントの7・3%に上昇した。
地区別に見ると、横浜駅地区は24年度に発生した大型空室が埋まり、中小規模の契約が頻繁に見られる。安定した需要を背景に空室率が徐々に下がり、26年度は前年同月比マイナス1・29ポイントの2・94%で着地。3月の数字としては20年以来6年ぶりに3%を下回った。
みなとみらい21地区は大型ビルが完成した24年3月には17%台だったが、25年3月は10・74%に回復。今回は前年同月比マイナス3・51ポイントの7・23%と、さらに低下した。
一方、関内地区は前年同月比プラス2・92ポイントの7・3%に上昇。25年4~11月はおおむね3・5~4・5%で推移していたが、12月に延べ床面積3万0331坪の大規模オフィスビル「BASEGATE横浜関内」が募集面積の8割程度を残して完成したことが影響した。
新横浜地区は前年同月比マイナス0・03ポイントの5・65%で横ばい。25年9月に「SUITE新横浜ビル」が完成した影響により2月まで6%台で推移していたが、3月に同ビルで新規開設があったため前年の水準に戻った。
横浜ビジネス地区全体の平均賃料は1坪当たり1万3237円。前年同月から245円のプラスとなった。地区別では、関内地区が1万1409円(25年同月比プラス157円)、横浜駅地区が1万5102円(プラス218円)、新横浜地区が1万2242円(プラス428円)、みなとみらい21地区が2万1217円(プラス281円)と、いずれの地区も上昇を示した。
