土屋建設ろっぽう会 板妻駐屯地を訪問、防災力向上へ連携強化

静岡

板妻駐屯地の隊員から説明を受けるろっぽう会の会員

 土屋建設(伊豆の国市、土屋昭社長)の協力会組織ろっぽう会(会長・兼子直也富士精工社長)は3月9日、地域の防災力向上と関係機関との連携強化を目的に「防災講話および駐屯地見学会」として、陸上自衛隊の板妻駐屯地を訪問した。  講話では、板妻駐屯地司令の鈴木攻祐1等陸佐が災害発生時の自衛隊の具体的な活動内容や平時からの備えの重要性について説明。建設業が担う「災害に強いまちづくり」と、自衛隊が担う「災害発生後の人命救助・地域支援」という役割の違いと連携の必要性を、約50人の参加者全員が改めて認識した。  当日は、静岡地方協力本部富士地域援護センター長の木川康彦氏からのあいさつを受けた後、日常的な隊員の食事と同じメニューの昼食を駐屯地内の食堂で食べるなど、駐屯地での生活の一端に触れた。また、装備品の見学や駐屯地内の売店を視察した。  土屋社長は、「『インフラ整備量イコール防災力』だと考えている。最大の防災とは、災害に対応する力を高めることではなく、災害が起きにくい社会基盤をつくることである。社会を守る力は、有事ではなく平時の現場から積み重なるものであり、地域建設業として、社会基盤を支え続ける存在でありたい」との考えを示した。  また、兼子会長は「東日本大震災から15年が経過する中、われわれと静岡県全域の災害救助活動を担う板妻駐屯地幹部の皆さんとお会いすることで、顔の見える関係を築く大変有意義な機会となった。より一層、事前防災力の向上への活動の輪を広げていきたい」と話した。