近畿地整 ICTアドバイザー制度の運用開始
大阪
地域建設企業のICT施工に対する現場の困り事を解決へ、新制度をキックオフ―。国土交通省近畿地方整備局は、昨年12月に創設した「ICTアドバイザー制度」の運用を4月から始めた。ICT施工の人材育成と普及促進を目的に、ICT施工関係経験者を「ICTアドバイザー」として登録。ICT工事の受注者が現場の疑問や課題に対する助言や技術的指導を受けられるようにする。自主的な技術修得や能力向上への取り組みにつなげる狙いだ。
2026年度に登録されたICTアドバイザーは17団体。支援希望者は、近畿地方整備局ホームページに記載された名簿から支援地域や区分、内容などを確認し、ICTアドバイザーへ直接、技術相談や支援を申し込む。
同制度への募集は昨年度に実施し、今回選定された17団体が応募していた。登録を受けたアドバイザーからは「発注者側がICTへの積極的な取り組みを進める中で、自社が持つ技術で寄与していきたい」との声がある。また、「試行している省人化を図る技術の認定などにつながれば、より生産性向上が可能となる」と、自社技術の普及などへの広がりに期待を示している。
アドバイザー名簿では、近畿2府4県と福井県で支援地域を設定。支援区分は①3次元計測関係②3次元設計データ作成関係③ICT建設機械による施工関係④3次元施工管理関係⑤総合マネジメント⑥ICT施工の研修・講習会―の六つとした。
名簿記載のICTアドバイザーは次の通り。
▽コンフォート(八尾市)▽梅田土建(京都府京丹波町)▽キロク(山口県下関市)▽NIPPO関西支店(大阪市中央区)▽大紀(奈良県大淀町)▽吉工(滋賀県長浜市)▽建昇(福井市)▽小森組(和歌山県串本町)▽松塚建設(奈良県宇陀市)▽関組(福井県越前市)▽きんそく(京都市南区)▽辻広組(福井市)▽日本インシーク(大阪市中央区)▽大翔(滋賀県長浜市)▽竜王興産(滋賀県草津市)▽RidgeLine(京都府京田辺市)▽一般社団法人近畿建設協会(大阪市中央区)
