小金井市 事業費約92億円増 新庁舎・(仮称)新福祉会館建設3回目の入札へ

東京

新庁舎の完成イメージ

 小金井市は、新庁舎・(仮称)新福祉会館の建設工事について、2025年度に入札不調となった設計をそのままに3回目の入札を行う。概算事業費は前回から約92億円増の210億円。早ければ27年度中の着工を目指し、入札手続きを開始する。本年度の前半で事業者へのサウンディング調査などを実施し、施工者選考方法や入札時期を決定する。  1回目の入札公告は25年1月に制限付き一般競争入札(総合評価方式)で行ったが、参加申し込みがなかったために中止した。予定価格は約115億円。2回目は25年4月に同じく制限付き一般競争入札(総合評価方式)で実施。参加表明した業者が入札辞退届を提出し、7月に中止となった。予定価格は約117億円。  市は事業者へのヒアリングなどから、これまでの入札が中止に至った原因として、建設資材の値上げや人手不足で高騰した工事費と予定価格との乖離(かいり)を挙げた。事業費を見直し、現状の設計で早期の建設を目指す。  施設の規模は、新庁舎が鉄骨造地下1階地上6階建て、新福祉会館が鉄骨造3階建て、総延べ床面積は約1万9000平方㍍。その他、109台の駐車場や450台の駐輪場を設ける。建設地は中町3ノ1957ノ5など。蛇の目ミシン工場の跡地で、解体工事を含めて工期は36カ月。施設には、庁舎機能や児童福祉施設機能、診療所機能(保険センター)などを導入する。  実施設計は佐藤総合計画(墨田区)が担当した。