富士宮市上井出財産区 旧富士花鳥園跡地 利活用事業者募集

静岡

閉園している旧富士花鳥園跡地 入り口

 富士宮市上井出財産区は、旧富士花鳥園跡地を借り受けて利活用する事業者を募集している。募集期間は9月30日まで。提案方法は、市役所上井出出張所に事業概要をメール送信し、日程調整後、詳細について聴き取り・打ち合わせを行う。  同市は、2025年1月に閉園した旧富士花鳥園の跡地について、跡地を借り受け、26年3月27日に策定した利活用方針に沿い、自然資源の活用や観光振興、地域ブランドの向上といった、市のまちづくり施策と合致した、利活用を行う事業者を募集している。既存の建物などについては解体や改修も可能としている。  利活用方針では、コンセプトとして、①自然と共生する「癒しの場」②観光客や市民が集まる「交流拠点」―を挙げた。①では、かつて花鳥園だった特性を生かし、市民や観光客らが自然と触れ合える場として活用。具体的には、自然観察路や体験プログラム、こども向け知育・体験講座を展開することで、来園者にやすらぎと癒やしを提供するとした。  ②では、観光客や市民らが多様な目的で訪れる場として活用する。具体的には、スポーツ・レクリエーション機能、宿泊機能などを有する施設を誘致し、観光客や市民が集まる交流拠点を創出するとした。  同市は、①または②による利活用が可能な事業者を募集。具体的な利活用イメージ案として、広大な植物園、体験型アニマルスペース、自然体験プログラムの実施場所、キャンプ、グランピングを含む宿泊施設などを挙げた。  跡地は、面積が9万4990平方㍍で、土地所有者は富士宮市上井出財産区となっている。所在地は根原480ノ1。既存の建物などとして、木造2階建て延べ1312平方㍍の管理棟(事務室、休憩室、トイレなど)や、鉄骨造の温室2棟、その他の建物計17棟を有する。都市計画法では、市街化調整区域に指定、花菖蒲園(第二種特定工作物)として開発許可済み。その他、自然公園法や森林法などでも規制がある。  また、周辺には、あさぎりフードパークや、道の駅朝霧高原などの施設がある。