中東情勢の影響懸念 マンション管理会社に警戒感 溶剤供給の不安
静岡
中東情勢の混乱に伴う塗料用シンナーなど石油由来製品の供給不安は、マンション大規模修繕の分野にも波及し始めている。県内の改修関係者からは、管理組合の危機感は小さいものの、管理会社や施工会社の間では、溶剤系資材の値上がりや調達難を踏まえた警戒感が強まっているとの声が上がっている。
溶剤系資材では直近、価格上昇率が3~5割に達する製品も出てきた。製品ごとに上げ幅は異なるものの、シーリングや養生などの関連資材への波及も懸念される。
県内では、各管理会社が年間に扱う大規模修繕案件はそれほど多くなく、未着工案件であれば時期をずらすなど調整の余地がある。半面、既に足場を設置した現場では影響が直接工程に及ぶ可能性があるため、大手~準大手の改修事業者の 一部では、2月時点で必要資材を確保するような動きも出ていた。
