京急川崎駅西口再開発 個人施行のA―2地区が施行認可

神奈川

A―1地区も含めた完成イメージ

 【川崎】CBCインターナショナル(東京都世田谷区尾山台3ノ24ノ2)と京浜急行電鉄(横浜市西区高島1ノ2ノ8)が個人施行で実施する京急川崎駅西口A―2地区第1種市街地再開発事業が、川崎市の施行認可を受けた。10階建てのオフィスビルを建設するとともに、延長約330㍍の区画道路などの公共施設を整備する。建築工事は2027年8月~29年7月に行う予定だ。事業費は81億8700万円。  施行区域は川崎市川崎区駅前本町15ノ8他の約0・5㌶。京急川崎駅に隣接するポテンシャルが高い地区だが、老朽化した建物や低未利用地が点在する。都市機能が集積するビルを建設し、安全な道路を整備することで都市基盤を再編する考え。  再開発ビルは、主要地方道9号(川崎府中線)に面する370平方㍍の敷地で新築する。規模は鉄筋コンクリート造10階建て延べ2370平方㍍。1フロア当たり約240平方㍍のオフィス区画を設け、1階に文化交流施設を併設する。グローバル人材の育成に関わる施設とする方針。  併せて延長約330㍍、幅員12㍍の区画道路を新設。自動車と自転車、歩行者の動線を分け、オープンスペースを導入する。この他、面積70平方㍍の広場を整備する。  事業費のうち、工事費には27億8100万円、土地整備費には5億6900万円を充てる。 A―1地区は設計を再検討中  隣接するA―1地区(建築敷地面積約7300平方㍍)では、京急川崎駅西口地区市街地再開発準備組合が超高層ビルを計画する。事業協力者は京浜急行電鉄。25年度中の着工を目指していたが、建設に関わる人件費・資材費の高騰を受け、現在は設計を再検討している。  23年9月の都市計画決定時の計画では、鉄骨造(一部コンクリート充填鋼管構造)・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上24階建て延べ約8万3000平方㍍、高さ119㍍の再開発ビルを建設するとしていた。