芝浦水再生センターの管理棟を建替え 総延べ6千㎡規模

東京

芝浦水再生センター管理棟の現況

 東京都下水道局は、芝浦水再生センターの処理機能の再構築に伴い、同センターの管理棟を建て替える。既存施設の総延べ床面積は6000平方㍍超。本年度は基本設計を委託して、新設する管理棟の機能や規模を検討していく。  既存の管理棟は本館と中央監視棟で構成。芝浦水再生センター(港区港南1ノ2ノ28)の北東に位置する。本館の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ4300平方㍍。1975年に完成した。中央監視棟は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ2500平方㍍で、89年の完成。現在は管理事務室や運転監視室などの機能が入る。  31年3月に運転を開始した芝浦水再生センターは、千代田・中央・港・新宿・渋谷区の大部分と品川・文京・目黒・世田谷・豊島区の一部の面積6433㌶が処理区域で、1日当たり83万立方㍍の汚水を処理できる。  面積19万9127平方㍍の敷地に沈殿池14池、第一沈殿池9池、反応槽17槽、第二沈殿池24池、高速ろ過池3系列の水処理施設の他、容量9万4600立方㍍の雨天時貯留池がある。  芝浦水再生センターは老朽化施設の更新・処理水質の向上のため、古い施設を撤去して新たな施設を建設する再構築事業を進めている。  現在、同センター内では中央系水処理施設の再構築工事、主ポンプ棟建設工事、芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管の建設工事を進めている。2026年度から5カ年先の下水道事業の目標と取り組みを示す「東京都下水道事業経営計画2026」で、芝浦水再生センターと森ケ崎水再生センター間連絡管の再構築を今後5年間継続するとしている。  基本設計の委託先を決める希望制指名競争入札の手続き中。土木設計(業務分野=下水道、順位格付)の競争入札参加有資格者から4月10日まで希望申請を受け付けていた。5月26日に開札する。履行期限は400日。