千代田区 自転車活用推進計画 策定は5月後半か
東京
千代田区は、自転車活用推進計画を5月後半にも策定する。今後10年間で、自転車ネットワーク路線の整備区間を35・2㌔まで延伸するなど目標値を盛り込む方針だ。
計画期間は2026~35年度で、対象区域は区内全域。自転車に加え、電動キックボードや電気自転車を含む特定小型原動機付き自転車も対象とする。
同区は駅前放置自転車台数が23区内で最も多い。逆に自転車分担率(通勤や通学の移動手段のうち、自転車を利用する割合)は23区内で最低で、公共交通との円滑な乗り換え環境の構築が課題。また、区道の自転車走行空間整備区間が少なく、駐輪場の不足や場所が分かりにくいといった指摘もある。一方で、区民の6割がサイクリングに関心を持っている。
将来像として〝誰もが安全で快適に楽しく自転車を利用することができる自転車先進都市の実現〟を掲げる。具体策には▽路上駐停車需要を考慮した自転車走行空間の整備▽道路空間を活用した路上駐輪場の整備▽シェアサイクルポートと交通結節点の整備▽皇居一周の自転車走行環境の整備―など盛り込む。
計画のフォローアップ指標、目標値などは次の通り(①現在値②10年後の目標値)。
◎車道通行割合―①57%②80%
◎自転車ネットワーク路線の整備延長―①4・8㌔②35・2㌔
◎車道走行環境の満足度(区民)―①24%②50%
◎自転車駐車場の設置―①32カ所②48カ所
◎駅周辺の放置自転車台数―①1578台②900台
◎シェアサイクルポートの設置(ちよくる)―①98カ所②110カ所
◎同(チャイルドシート付きシェアサイクル)―①4カ所②10カ所
◎駐輪環境の満足度―①15・9%②50%
◎自転車利用環境の満足度(来訪者)―①29%②50%
◎通勤目的の自転車の分担率―①10%②20%
